五足のくつの山々も少しずつ色づきはじめ、天草もめっきり秋らしくなってきました。
さて、今日はお知らせです。天草更紗の新作が届きました!
天草更紗とは、16世紀に南蛮船によって天草に伝えられた染め物のことです。ゾウやトラや鳥や花などエキゾチックな模様が特長で、江戸、明治、大正、昭和と天草の女性たちに伝えられてきました。一度は後継者がいなくなった天草更紗ですが、中村いすずさんの手によって復活。天草更紗の小物やバッグ、洋服などさまざまなものを作っていらっしゃいます。
五足のくつでは、中村さんのお手製の“天草更紗”が大人気! 今日は届いたばかりの新作をいくつか紹介します!
野イチゴとしゃくなげがモチーフ。こちらは昔から伝わる伝統的な絵柄です。きっと天草の自然を愛する女性がデザインされたんだと思います。
中村さんの天草更紗は、裏地もまた素敵なんです!ポーチを開けるたびに幸せな気分に☆着物の古布との組合せが絶妙です
南蛮人?や花や樹木といった、エキゾチックな天草らしい模様。色数やトーンをおさえて染めてありますので、どこかシックでモダン。染める色の違いで全く違う表情を見せてくれるのも天草更紗の魅力です。何個でもほしくなります!
こちらの小物入れ(薬や小銭、アクセサリー入れにぴったりのサイズです)の中身はこんな感じ! 素敵でしょ〜〜
天草四郎をモチーフにしたキーホルダー“天草しろたん”。このキュートな癒しの笑顔、中村さんぽいです。
天草にしかない“天草更紗”。
天草の自然や風景を布に表現していた天草の女性の感性。すばらしいなあと思います。自分の好きな絵柄を好きな色で染めて、帯にしたり、お布団にしたり……。生活を豊かに楽しくしようとした、女性ならではの天草更紗。そんな天草の女性たちの気持ちを想像すると、心まであたたかくなってきます。
旅の記念に、おみやげに。天草の心がいっぱい詰まっています。
今回、御紹介したのはほんの一部です。ぜひ五足のくつで手にとってご覧くださいませ。
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