石山離宮五足のくつの浜田です。
漁師町の天草は、やっぱりあの動物が多く生息しています。
それは、、、そう!
猫さん!
↑この子は我が家のドン(笑)パンナくんです。
猫なのにちょっと運動神経がにぶい、だけどかしこいおじいさん猫です♪
港の浜田家の倉庫で産み落とされ、母猫から放置されていたところを父が保護してきました。
そんな風に、ノラ猫さんが住み着いて飼い猫のようになっているのは
漁師町あるあるの一つではないでしょうか。
※パンナくんは正式な(?)飼い猫です※
我が家も、小さいころから猫さんがたくさん家の周りにおりました。
飼っている猫さんとは別に、ノラ猫さんが少なくとも2~3匹はいつも一緒にご飯を食べに来ます。
さかりの時期を過ぎると、子猫ちゃんたちが増えて家族でご飯を食べに来ることも(笑)
最近はパンナくんの子供らしき子猫ちゃんがよくうろちょろしています。
たまに猫さんたちの様子を見ていると、まるでおとぎ話のような
猫さんたちの関係性が見えて面白いですよ★
そんな猫さんたち。
どうして漁師町に多いのかは、ご想像の通り美味しいお魚がいつでも食べれるから(笑)
先日ブリが1500本以上かかった時に、1本持って帰ってきていたときのパンナくんの夕ご飯は
なんと水揚げされたばかりのブリの切り身!…のアラの部分。
この時ばかりは、他の猫さんたちには分け与えずに、
「飼い猫の特権だ!」とも言わんばかりに一人(一匹)で堪能しておられました(笑)
こんな風に、家にお魚を持って帰ってきた時は、
決まってアラの部分はパンナくんたちのご飯になります。
ちなみに漁師さんたちも贅沢な方々で、朝水揚げしてお刺身にした朝ごはんの刺身は
昼にはもう「もう古かけん、食われん!」と言って捨てられちゃいます。
なので、そんな残ったお刺身なども猫さんたちにおすそ分け。
そして、ちゃんと持って帰ってくる時間をわかっているようで…
朝の漁のあと8:00前後の時間と、夕方4:00~5:00くらいの間は
必ず集まってきます。
さらに猫さんとはとってもかしこい生き物でして、
1M以上ありそうな大きなブリでも、
発泡スチロールに入れ上から漬物石くらいの大きなおもりをのせていても
どうにかしてその重りをどかして、なんとか引っ張って行って食べちゃっていたりする時もあります…。
そんな贅沢な暮らしは、漁師町に生まれた猫さんたちの特権なのでしょう。
人間が羨む贅沢な食生活の猫さんたちに会いに、天草の港町をお散歩してみるのもおススメですよ★
濱田有希
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