イントネーションだけではなく、言葉もまったく違うという文化があり
日本語は難しいと、よく耳にしますよね。
天草弁は、長崎や南蛮文化を受け継いでいる、
来る者拒まずな性質から、いろんな言葉が混じっているそうです!!
先日、イルカウォッチングへ東京からの友人を連れて行った際に
船の中で流れていた漁師さん同士の天草弁の無線を聞いて
「やっぱり九州は韓国に近いから韓国の無線が入ってくるんだね!」
と真剣に関心して話をするほど、何と言っているのか分からないそうです(^^;)(笑)
たまに私たちでも、おじいちゃんおばあちゃん世代の方たちがお話をしているのを聞くと
なんて言っているのか分からない時があるくらいなので、
天草外から来たかたにとっては、異国の言葉のように聞こえるのでしょう!
ちなみに、天草のローカル番組主催の「天草弁マイスター」というものがあり、
われらがオーナーは実は天草弁マイスターのひとり!
そんな天草町。
実はその天草町の中でも、地区によって異なった方言・イントネーションなのです!
私は天草町の「下田北地区」というところの出身です。
そして現在天草町の「高浜地区」というところに嫁いできました。
その下田北と高浜ではイントネーションや言葉が全く違う言葉などが多々あります。
例えば・・・
標準語:私が
↓
下田弁:おいが
高浜弁:のんが
となったり・・・
面白い高浜弁で言うと、
標準語:食べない・食べる・食べなさい
↓
高浜弁:ぱん・ぷう・ぺえ
※下田弁では使いません。
≪使い方≫
標準語:ご飯食べない? ⇒ 食べる!
高浜弁:めしばぱんね? ⇒ ぷう!
となるのです。
(※最近では使用されることはほとんどない、昔ながらの方言です)
などなど…
もっと細かく言うと、語尾に付ける言葉が違ったりもします((+_+))
最近高浜に引っ越した私は、実家の近所のおばあちゃんたちから
「高浜弁になっとるね~」
と言われるのですが、実際私自身何が違うのかよくわかっておりません(笑)
そんな独特の天草弁で、五足のくつでの過ごし方を伝える
動画が完成しました!
他にも五足のくつの動画チャンネルにいくつかアップロードされていますので
宜しければご覧ください(^^)
独特の昔ながらの天草弁をお楽しみ頂ける、見ごたえある動画に仕上がっています!
天草に旅行に来る前に、天草弁に聞きなれてからお越しいただくと、
地元のかたとの交流なども出来て、一味違った思い出深い旅になるのではないでしょうか!♪
ちなみに、なんと言っているかの訳は、字幕の英語でご解読くださいませ~!
濱田有希
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