なぜ日本人はこんなにも桜に心を奪われるのでしょう。。
五足のくつの周り、
天草西海岸も山の中の桜は緑に映えて一層薄いピンクが美しさを増します。
熊本市内方面から本渡という地区を過ぎ、
福連木という地域は山の中ですが今が見頃です。
自然そのままの美しさが、心の奥に突きささるよう。
そして、西海岸といえばやはり海。
海に面する桜道は、どこをとっても溜息のでる美しさ。
特におすすめなのが五足のくつを7分ほど南下した高浜にある、
十三仏公園付近のドライブです。
東シナ海を一望しながら桜並木を抜ける。
時折目に入る岩一つ一つも神秘的。
色々な箇所で妙見ヶ浦の象さん岩が望めますので、これは必見です!
展望所には与謝野鉄幹・晶子夫妻の歌碑があります。
その昔、同じ風景を見て湧き上がった思いを歌にする程
心が動いたのだろうと思うと、
やっぱりこの景色は誰がなんと言おうと素晴らしい!!
十三仏公園の高台からの象さん岩とは反対に位置しますが、
白鶴浜海水浴場を見下ろすのもまた素敵な色彩。
つい先日、また海の碧さが一つ増しました。
ちなみに、十三仏とは冥界の審理に関わる13の仏の事で、
十三回の供養(初七日〜三十三回忌)をそれぞれ司る仏様だそうです。
その先のクネクネ道をおりてゆく間も地元感がたっぷりなのと、
桜のトンネルに迎え入れられている様で私はこの季節も大好きです。
さて、なんでこんなに桜に胸がときめくのか。
きっと誰もが行き着く答え、今だけの美しさがあるから。
なんでしょうね。
しかし、本物の大自然の中の桜はにぎわってもなく、
出店があるでもなく、これがなんとか桜ですと紹介されるでもなく、
ましてやライトアップなんてされてもいませんが、
ただただ、美しい。と、
東京生まれの天草移住歴7年アロマ師は思うのです。
今だけの天草、そして五足のくつにも是非いらしてくださいね。
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