2016年に長崎の教会群のひとつとして
世界遺産への登録が期待されている「﨑津集落」。
隠れキリシタンの歴史のある﨑津天主堂を中心とした海辺の集落です。
先日、﨑津集落をのんびりお散歩。
海とともに暮らしてきた﨑津を実感するのに最適なスポットをご紹介します!
とっても貴重な﨑津集落の民家を開放『お休み処 よらんかな』
﨑津の漁村の暮らしは国の重要文化的景観に指定され、
「トウヤ」という通路、「カケ」というテラスなど
昔ながらの漁村の暮らしが息づいています。
そのと~ても貴重な「カケ」に立つことのできるのです!!!
「カケ」とは・・・
家から海に張り出しているテラスの部分。崎津は陸地がとても少ない港町。
家は山すそに建てられています。土地が少なかったため、人々は海を利用、
海に張り出すように作業場としてテラス=「カケ」を造りました。
船着き場として利用したり、干物を造ったり、船の手入れをしたり…。
今でも21か所ほど残っており、現役として活躍中です。
ここがそのひとつ
カケから見る﨑津天主堂。
教会が暮らしに溶け込んでいることを実感します。
隣りのカケには洗濯物が!
崎津では以前、海に面して玄関がありました。
海側から見たこのお家。今でこそ道路沿いに玄関がありますが
当初の造りとしてはこちらがきっと正面玄関だったのだろうな~
そして、玄関には船がつながれており、対岸とは船で行き来をしていました。
この階段から続く狭い通路が「トウヤ」と呼ばれ、崎津の町に張り巡らされています。
庭も広くて立派な造り。
なんだか庭木がボルネオなどの熱帯の島のよう
﨑津の漁師さんの昔ながらの造りの瓦屋根のご自宅です。
自宅にお邪魔して見学もできます。とっても貴重な体験ができます。
今では同じものを造ることができない、貴重な民家です。
どうぞ﨑津天主堂から少しだけ足を延ばして
ぜひ﨑津の漁村の暮らしを感じてください!
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11月1日から2016年5月分までの予約を受け付けております。
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