天草にいよいよ世界遺産が誕生！？

2016年の世界文化遺産登録の推薦を目指していた
天草市の崎津集落を含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」
一度は取り下げた推薦書でしたが、
2018年の登録を目指して、再提出することが決まりました！

そして名称を『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産』と
変更することが発表されました！

↑9月2日付『熊本日日新聞』の一面で取り上げられました！

 
というのも今年の初め、推薦書を取り下げた際に
イコモスから
「日本の特徴である禁教期に焦点を当てるべき」
「名称に潜伏キリシタンを採用する」と意見を受けました。
その後、禁教との関わりが薄い２遺産を除外し、
構成遺産を14－12に変更。
名称も「天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に。
世界遺産の名前に「天草」の文字が入ることになりました！！！

この構成遺産のひとつである崎津集落は
禁教の時代もキリスト教が信仰されていた地。
今回のイコモスの指摘は、
まさに天草の崎津集落に焦点を当てたもののような気がします。

16世紀にキリスト教が伝令して以来、
つらい時代の中でも祈りは守られ、今があります。
ほかの地域にはない、独特な空気を感じていただけるのも
天草が歩んできた歴史からくるものではないでしょうか。

2018年には『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産』として
世界遺産への登録が期待される、崎津集落。
ぜひ、天草へお越しの際はお立ち寄りください。
天草を感じていただけると思います。

↑9月2日付『熊本日日新聞』の記事より・・・

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