Gosoku-no-kutsu recommends:
Excursion cruises on beachfront church,Sakitsu-church.
Excursion cruises on beachfront church,Sakitsu-church.
こんにちは!
先日、オーナーと台湾からの取材のお客様と一緒に崎津クルージングに行ってきました!
崎津天主堂にはよく行きますが、船に乗って崎津天主堂周辺を観光するのは初めて。それは、それは貴重な体験でした。
こちらのクルージング船は「颯月丸(さつきまる)」。週末は、崎津天主堂の前で受付、平日は予約制で出航。
約20分の案内コースでお一人様500円!
ショートトリップでリーズナブルですので、気軽な気持ちで乗れますよ〜。もちろん、お客様の希望に合わせて60分などの長いコースもあるそうです。
いつも歩いて回る崎津の町並み。船からだと全然違う町に見えてきます。天草はどこの都会よりも車社会ですが、崎津の人々は今でも海とともに暮らしているんだなあとしみじみと実感しました。
崎津天主堂は世界遺産への登録が期待されている文化的価値の高い地域です。海とともに暮らす、崎津ならではの町並みを船長の立石さんが案内してくれました。
******楽しいクルージングの一部をご紹介いたします!
「トウヤ」
家と家の間にある人間だけしか歩けない道のこと。写真の、海に面した階段から続く道です。
車がない時代のこと。崎津では以前、海に面して玄関がありました。そして、玄関には船がつながれており、対岸とは船で行き来をしていました。船を下りて買い物や自宅に戻るための道で、崎津の町に張り巡らされています。
陸からですとこんな感じ。颯月丸の船着き場へ行くときも「トウヤ」を通っていきました!
「セドヤ」
車が通るメインの道。崎津天主堂へと続く道が「セドヤ」です。とはいえ一車線のせまい道です。
「カケ」
家から海に張り出しているテラスの部分。崎津は陸地がとても少ない港町。家は山すそに建てられています。土地が少なかったため、人々は海を利用。海に張り出すように作業場としてテラス=「カケ」を造りました。船着き場として利用したり、干物を造ったり、船の手入れをしたり…。今でも21か所ほど残っており、現役として活躍中です。
「アオサギ(鳥)」
写真でも見づらいかと思いますが、中央部、山の中に点々と見える白い鳥。貴重な鳥・アオサギが崎津にはいます。ちなみに写真中央おうちから海に張り出しているテラス?こちらが「カケ」です。
「海上のマリア様」
昭和47年に崎津のカトリックの信者さんによって建てられました。大漁と航海の安全を祈って……。いつも漁師さんたちはマリアさまに手を合わせて大海原へと出ていくそうです。そして、マリア様を目印に帰ってこられるそうです。
陸からは決して正面からの美しいお姿を拝見することはできません。
「紋月屋旅館」
崎津に昔あった旅館の跡地。「紋付屋」で司馬遼太郎さんは「街道がゆく」を書かれたそうです。海に面して立派な門柱があるのがわかります。大きな木はアコウの木。こちらは船を係留するために植えられ、天草のあちこちの港町で見ることができます。
******崎津クルージング 〜船でまわる崎津教会と町並み
世界遺産への登録が期待されている崎津天主堂周辺。よかったら船で回って観光なさってください。おすすめです!!!
◆◇◆五足のくつへのご予約・問い合わせは……
電話/0969−45−3633
The following two tabs change content below.
天草に移住して13年。『旅人のように暮らす』をテーマに天草リゾート暮らしを満喫中。世界に誇るリゾート地・天草を知ってもらいたい! 遊びに来てもらいたい! そんな思いを込めて記事を書いています。 仕事は、東シナ海に面した山の上に建つ全室離れ、 露天風呂付きの温泉旅館 『石山離宮 五足のくつ』&『旅館 伊賀屋』の支配人です。
最新記事 by 五足のくつ&旅館 伊賀屋 支配人 中川亜紀 (すべて見る)
- 崎津天主堂から歩いてすぐ! 教会が見えるカフェがオープン「YUSU CAFE」 - 2024年11月14日
- 令和6年、今年は11月30日から8か所でイルミが点灯! あまくさロマンティックファンタジー - 2024年11月12日
- 道の駅・かかしの里の秋まつり - 2024年10月17日