有田焼や瀬戸焼など、日本の80%が天草の陶石を使ってできているのです。
そんな陶石の産地で生まれたアート『天草ボタン』
『天草ボタン』とは、
天草在住の女性作家・井上ゆみさんが作る白磁のボタンのこと。
五足のくつでもおみやげとして置かせていただいておりまして
人気のおみやげ品となりました!
そして、なんと1月27日には作家の井上ゆみさんが来館!
『天草ボタン』のイベントを行います。
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そこで、今回は、天草ボタンができるまでを紹介します!
天草ボタンは、成形→素焼き→下絵つけ→本焼きの過程を経てできあがります。
なんと、焼き以外すべて手作業。
ひとつ、ひとつ井上さんが心を込めて作っています。
1.成形
材料は、天草が誇る天草陶石。
その日の湿度と相談しながらつくります。
湿度を間違うと一気にボタンが割れて
それまでの作業がすべて無駄になってしまうそうです。
湿度は毎日、違うため繊細な技術、
そして経験が必要です。
ボタンのつけ・はめ心地がいいようにカーブにもこだわりを。
ボタンの穴は糸が引っかからないよう面取りも行います
1㎝ほどのボタン、とても細かい作業です。
2.素焼き
乾燥後、ボタンの形をよく仕上げ、
ガス窯にて約900℃で焼成します。
3.整え
素焼後、さらにボタンの面をヤスリや筆などで
なめらかに整えます。
4.下絵つけ
絵具で絵つけします。
焼き上がりの絵の出方(滲みや濃さなど)を想定しながら
描きます。
天草で出会った自然や風景、人、ものなどを表現しているそうです。
5.本焼き
釉薬をかけ、ガス窯にて1,300℃で本焼焼成します。
その時間は、約13時間。さらに余熱で2日間。
じっくりしっかり焼き上げることで
洗濯しても割れない強度の高いボタンになります。
6.完成!
世界にたったひとつのボタンはこうしてできあがります!
1cmほどのボタンですが、作業工程は器を作るのと同じ。
ひとつ、ひとつ時間と手間をかけ、
心を込めて作ったボタンです。
ボタンがかわれば、お洋服の印象はがらりと変わります。
おしゃれに、素敵に変身させてくれるボタンです。
ぜひ、天草ボタンを取り入れてみませんか?
天草観光のおみやげにおすすめです!!!
1月27日(土曜)の天草観光のおすすめ スポット
***** 『五足のくつ 天草ボタンの日』 *****
2018年1月27日は、五足のくつが『天草ボタンの日』に!
作家の井上ゆみさんが来館されます。
ボタン秘話を聞いたり、一緒にボタンを選んだり…。
井上ゆみさんを囲んで素敵な時間を過ごしませんか?
スペシャルなボタンやアクセサリーも登場しますよー。
ご宿泊のお客様以外でもお気軽にお立ち寄りいただけます。
天草観光におすすめです。
ぜひ、五足のくつ 天草ボタンのイベントにお越しくださいませ~
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