こんにちは!
今日は、天草おみやげの紹介です。おいしいお菓子です。
『杉ようかん』
ようかんという名前が付いていますが、普通のようかんとは違います。団子というかあんこ入りのお餅に似ています。でもカタチが違います。丸くないです。餅をうすく長方形にのばした中に、ほんのり甘いあんこが入っているんです。そして表面には赤いライン。しかも杉の葉に包んであります。
こんな“ようかん” めったに見られません!
『杉ようかん』は天草の崎津に古くから伝わるお菓子。約220年前、徳川幕府の祝賀のために薩摩を目指す途中で難破し、崎津に漂着した琉球王の使節団が救助活動をした崎津の島人にお礼を込めて、作り方を伝授したのが始まりだそうです。
ピンクのラインは「なんでか分からないけど、昔からつけとる」とおばちゃん。杉の葉は香り付けと防腐剤効果があります。昔の人の知恵です。
こちらの『杉ようかん』。天草の素材を使い、天草で作ったこだわりの商品だけに厳しい審査ののちに与えられる「天草謹製」のひとつ。天草の太鼓判付きのおみやげです。素朴な甘さでとってもおいしい! お茶にもコーヒーにも合いますよ。スタッフも時々、おやつとして食べています。おすすめです!
世界遺産への登録が期待されている崎津天主堂近くの「南風屋」などで販売しています。ほかにはない、とっても珍しい、天草ならではの『杉ようかん』。天草散策、観光の途中に立ち寄ってみられませんか?
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天草に移住して13年。『旅人のように暮らす』をテーマに天草リゾート暮らしを満喫中。世界に誇るリゾート地・天草を知ってもらいたい! 遊びに来てもらいたい! そんな思いを込めて記事を書いています。 仕事は、東シナ海に面した山の上に建つ全室離れ、 露天風呂付きの温泉旅館 『石山離宮 五足のくつ』&『旅館 伊賀屋』の支配人です。
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