今日は天草の新しい顔をご紹介します!
『天草オリーブ園』
古くからヨーロッパとつながっていた天草には、その歴史を感じさせるオリーブ園があるのです。2010年4月にオープンした約4haの畑には11品種1,250本のオリーブが植えられています。
2011年、2012年、そして今年2013年と実りの秋をむかえ、年々、着実に量が獲れるようになり、昨年の2月には念願だった天草産100%のオリーブオイル(すでに完売!)を発売。その他、オリーブの性質をいかしたさまざまな製品が作られるようになりました。
天草に広がる、オリーブ畑! 11品種1,250本のオリーブが植えられています。ミネラルたっぷりの天草の土とさんさんと降り注ぐ太陽の光をあびて元気にすくすくと育っています。自然豊かな天草ならではのオリーブが育っています。
ここは南ヨーロッパ? 白壁のキュートな建物は搾油場です。
オリーブ園で収穫された実はイタリア製の搾油機で24時間以内に搾油。良質なオリーブオイルをとるには鮮度がいちばん! 果実が傷んで酸化してしまうと上質なオリーブオイルはできません。天草オリーブ園は、畑のなかに搾油場があり、24時間以内に圧搾しているので、天草オリーブオイルはとっても新鮮です!
考えてみますと、天草は、世界的なオリーブの産地・南ヨーロッパと似ています。海の幸もそうですし、温暖な気候は地中海気候のようです。オリーブにとって過ごしやすい場所なんですよね〜。
しかも最初に日本にオリーブが伝わったのは17世紀。ポルトガル人宣教師からもたらされたのが始まりといわれ、オリーブオイルは「ポルトガル油」とよばれていたそうです。当時、天草にはヨーロッパからたくさんの宣教師の方々が来られていました。もしかしたら、天草にもオリーブの木が植えられていたかもしれません。
オリーブの本場、イタリアから天草へ技術指導に来てくださっている力強い味方、Duccio Morozzo della Roccaさん。オリーブの栽培指導やオリーブオイルの搾油について教えてくれています。子どものころからオリーブとなじんでいる本場イタリア人。その目利き力は違います!
こちら天草のオリーブオイル入りのオリジナル商品。近々、五足のくつでもおみやげとして販売いたします。お楽しみに!
『天草オリーブ園』は、平日いつでも見学できます。併設のショップでは天草オリーブオイルを使ったコスメやオリジナルのオリーブオイルなど、オリーブ製品のお買い物もできますよ。詳細は(電話0969-32-0366)へ。土曜・日曜・祝日はお休みです。
天草の新しい顔『天草オリーブ園』。ぜひ足を運んでみられてください。
五足のくつでもオリーブオイル製品だけではなく、お客様に楽しんでいただけるようなオリーブ関連企画を考案中です。こちらもお楽しみに!
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